2025年5月8日木曜日

3日間の講習の1日目

 講習について

私が講習で大切にしているのは、1日目の机上講習です。

この1日目で学ぶ内容こそが、2日目・3日目の実技で「何を、なぜ、どうすれば良いのか」を理解するための土台になると考えています。
逆に、ここがしっかりしていないと、実技項目(現場)での判断や行動が形だけになりそうだからです。

私の講習では過去3年以内に受講された方には「練習参加(有料)」として1日目、2日目、3日目の机上、実技講習に参加していただける仕組みを設けています。
また、他(インストラクター)の講習に受講された方も受け入れていますが、他で受講された方には、できる限り1日目からの参加をお願いしたいと思います。それは、私が行う1日目の講義が、単なる“座学”ではなく、実技にすべてをつなぐ“考え方の核”だと考えています。

2日目・3日目だけ参加したいという声が多く、正直、「1日目がまだまだ退屈に思われているのでは…」と反省し、どうすればもっと伝わるか、もっと面白く、深く学べるかを常に考えています。※3日間休みが取れない、参加費用の問題もあるのでしょうが・・・

私自身、船舶の免許の教員やアウトドアスポーツ、レスキュー3インストラクターとして、また以前の職場では後輩を育てる立場として、25年以上“人に伝える”仕事に関わってきました。それでもなお、「伝えることの難しさ」や「理解しているだろうと、伝え方を省略したことで伝わっていなかった」という気づきは尽きません。

だから私は、毎年講習の内容や進め方をアップデートすることを欠かしてはいないつもりです。満足して頂けたかは参加された方のジャッジになりますが、満足して頂いたとしてもより良い講習にするためのアップデートは今の仕事を辞めるまでは続くのだと思います。


下記の画像の様などこからもリンクされる講習内容を心がけています。

 


令和7年度  レスキュー3リバーレスキュー(SRT1)講習予定

岡山県 旭川 7月1日(火)~3日(木)及び9月9日(火)~11日(木)

奈良県 吉野川 6月24日(火)~26日(木)及び9月30日(火)~10月2日(木)予定

大分県 大野川7月15日(火)~17日(木)及び9月24日(水)~9月26日(金)

2025年4月29日火曜日

近年の豪雨災害

 ”近年の豪雨災害”で検索すると

  • 過去に例を見ないほどの記録的な豪雨が頻繁に発生
  • 被害の規模も拡大
  • 短時間で強い雨が降る局地的な豪雨が増加
  • 予想外の場所で災害が発生するリスク
  • 平均気温の上昇や大雨の頻度増加など、気候変動の影響が各地
ここから何を予測するか、どう備えるか。

お待ちしております。講習への参加。

令和7年度

  レスキュー3リバーレスキュー(SRT1)講習予定

岡山県 旭川 7月1日(火)~3日(木)及び9月9日(火)~11日(木)

奈良県 吉野川 6月24日(火)~26日(木)及び9月30日(火)~10月2日(木)予定

大分県 大野川7月15日(火)~17日(木)及び9月24日(水)~9月26日(金)



2025年4月7日月曜日

トランプ関税

このたび、関税の引き上げに伴い、国際物流企業(配送業者)、及びメーカーより異例の連絡が入りました。それに伴い、今後一部商品について価格が上がる可能性があります。できる限り価格維持に努めてまいりますが、状況により予告なく価格を変更させていただく場合がございます。ご不便をおかけすることもあるかと思いますが、何卒ご理解いただけますようお願いいたします。


さて、日本国民のうち、どれだけの方が今後の未来について意識されているのかと。私の考え過ぎなのかなぁ。

このブログでも何度か触れていますが、すでに私たちの生活には、異常気象による食品価格の上昇といった影響が現れています。今年もどこかの地域で大雨による水害が起きるのではないか――そんな不安を日々感じます。水害は発生した後の復旧にも長い時間がかかりますし、被害を受けた方々の生活再建も簡単なものではありません。

日本国内の多くを占めるのは中小企業です。大企業の中には業績が伸び、賃金アップといった明るい話題もありましたが、ニュースなどで今後「世界的な不況の可能性」について目にすると不安な気持ちが大きくなっています。



令和7年度 講習予定

 令和7年度

  レスキュー3リバーレスキュー(SRT1)講習予定

岡山県 旭川 7月1日(火)~11日(木)及び9月9日(火)~11日(木)

奈良県 吉野川 6月24日(火)~26日(木)旬及び9月下旬予定

大分県 大野川7月15日(火)~17日(木)及び9月24日(水)~9月26日(金

広島県 江の川6月中旬予定

 レスキュー3ロープレスキュー講習

広島県三次市 11月12日(水)~14日(金)

秋田県北秋田郡 10月21日(火)~23日(木)

広島県三次市 11月12日(水)~14日(金)

宮崎県延岡市 11月中旬~下旬予定

大阪府貝塚市 12月予定、令和8年2月予定

※レスキュー3TRR-Tの名称が変わりましたRRO(ロープレスキューオペレーター)コースとなり内容は、ほとんど変わりありません。

公務等でご参加のご予定がございましたら、仮予約の対応も承ります。どうぞ、お問い合わせまたはお電話、FAXにてご遠慮なくご連絡ください。講習に関するご依頼につきましても、どうぞご遠慮なくご相談・お問い合わせ下さい。

※ご依頼や諸事情により、上記日程は予告なく変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。


2025年2月17日月曜日

学ぶことも難しい。教える事も難しい。

普段は偉そうにも人前で話すことが殆どとなります。先月より、次のチャレンジとして知識を高めています。YouTubeや色々なサイトがあるので、色々な情報はネットがつながる環境であれば無料で多くの事を学ぶことが出来ます。が、

1人で分からない事を、あれこれ検索して調べる時間より、詳しく人に教えてもらう事の方が断然に早い。ただし、費用は掛かる。

時間を優先するべきが、お金を払うべきか。

私の講習に参加される方も、同じ思いでいるのであればと思うと、某家具屋ではありませんが、「お値段以上!!」の物をしっかりと提供し、お金を払って正解だった!!と思える講習内容にしなければと気が引き締まります。


学ぶことも難しいなぁと感じる今日この頃、そして、その次には教える事の難しさが必ずやってくると思うと、私はいつまでこんな事を続けるのだ、と思いながら、日々過ごしています。

2025年1月8日水曜日

2025年も宜しくお願いします。

 2025年も宜しくお願いします。

日本海側では大雪、今後は平地でも雪が・・・。活動時は充分にご注意ください。

大雪の原因の一つに海面水温が高いとのこと、やはり気候変動でしょうか。梅雨の時期から秋にかけては大雨、冬はドカ雪。私自身はあまり影響が無い地域に住んでいますが、これまでお世話になった方が全国にいらっしゃいますし、気にはなります。影響が少ない地域と言え、恐怖を感じています。

2025年、今年もレスキュー講習活動と、船舶・水上バイクの教員活動は変わりなく、これらの講習については、例年変わらず少しづつでも知識や技術は高めたいと思いますので、変わりなく行っていきます。プラス、また1つ資格を取れるように、ほんと最近ですが勉強を開始しました。これが仕事となるか、知識を高めただけになるか分かりませんが、出来れば幅広く提供出来ればと思っています。

仕事として活動出来るレベルに達するか分かりません。達したとしてもかなりの時間が必要になるだろうし無理じゃないかと思っているのですが、これまでのレスキュー講習も、船舶の教員活動も、「自分に出来る訳がない!」と思っていた事が、辛うじてそれで生活が出来ていますので、無理せず前に進めてみようと思います。

商号の 「ポシビリティ」の意味は可能性です。

わずかに可能性があれば、進んで行きたい!0の可能性を努力して出来る可能性にすると言う思いで付けた名前です。どこまで進めることが出来るか分かりませんが、頑張ってみようと思います。少し前からテレビに興味がばったり無くなり年末年始も殆どテレビを見ていません。これまでのテレビの時間を勉強の時間に当てているだけです・・。

2024年12月17日火曜日

ロープ径

 伸び率の低いロープが日本各地に広がり始めたのは20数年前頃からでしょうか。

2人荷重には、「G(一般的)ユース 12.5mm 径」と広がり始め、また、どこかしらか、アメリカ式やヨーロッパ式と世間では言われ始めていたように思います。

メインロープとビレイロープのシステムから、時は過ぎ、最近ではツー(two)テンション、ツイン(twin)テンションと言うシステムに移行しつつあるようですが、錯綜しているではないでしょうか。国外でも著名な方が、それぞれ見解を出しており錯綜しているようです。

これまで、3mのロープに200㎏の重りを落下させての落下テストも2本のロープに荷重がかかるシステムを用いるのであれば、この落下テストも変化してくるのではと思います。

また、ロープ径もこれまで1本のロープに預ける荷重、それが崩壊した時にバックアップとなるもう1本にかかる衝撃荷重に対応出来る強度が必要とされていました。が、2本のロープに荷重が常にかかるシステムでは、それだけの強度が必要となるのか。今後、変化するかもしれません。

上記2本のロープに荷重が分散されるシステム、ナイロンやポリエステルより強度や熱に強い素材等が使用されることによりロープ径は11㎜よりも、さらに細いロープの使用が増えてくるかもです。

山岳地帯や斜面での救助では、垂直な壁面に比べると衝撃荷重はかかりにくいとなると、軽量化されたロープ径の細い物が使用される傾向に進むかも。

動きの変化がこれまで以上に速い時代に突入していると思います。12.5mmの資機材で揃えていた組織では、「オォーマイゴッド!!」と叫ばれている組織もあるのでは。12.5mmのロープじゃいけない訳ではありませんので。

2024年のレスキュー講習は全て完了しています。ご参加頂いた皆様ありがとうございました。

2025年は大阪府貝塚市で1月22日(水)~24日(金)に3日間の講習が急遽確定しました。

2025年も宜しくお願い致します。


ポシビリティ合同会社

財田 

メールアドレス:mail@possibility-r.com

ホームページ:www.possibility-r.com