気付けば、ブログほったらかしでした。
真夏の厳しい暑さの中、外で活動されている皆さま、本当にお疲れ様です。
私も講習活動が続いており、熱中症や脱水症の対策をとりながらも、「今日は倒れないかな…」と不安を感じながら、日々現場に立っています。
以前からこのブログでも繰り返しお伝えしていますが、暑さも怖いのですが、私が気にしているのは「大雨」です。
世界で頻発する洪水、見えないリスク。世界各地で洪水の被害が頻発し、より激甚化しています。昔から日本各地でも水害はありましたが、これまで私が住む大阪では、幸いにも大きな浸水や川の氾濫の心配は少ない地域でした。それでも、私は今、その“安心”に警戒しています。水害は、起きた直後よりも、その後の「復旧」にかかる時間と負担が非常に大きいからです。物価の上昇が続く中、復旧にかかる費用や生活再建の負担は、今まで以上に大きくなると思います。
経済には無知ですが、少なくとも水害後の生活を立て直すには、時間も労力も、そしてお金も必要だということは、誰にでも想像出来ると思い餡巣。
災害時の「国民保護」では、生命・身体・財産の保護がうたわれています。
「財産」については、家族の中(夫婦間)でも、お金の話はあまりしないという方も多いと思います。「貯金は?」「いざというときに使えるお金は?」
他人のことを気にする必要はないのですが、災害の後、それを現実的に考える時が増えるはず。
水害で住む場所を失う人が増えれば、病気になる人も増える。
消防隊員も対応に追われ、医療機関にも負担がかかる。
そうした「負の連鎖」を想像すると、雨雲が近づくだけで不安になります。
講習活動を通じて、さまざまな疑問や課題が浮かびます。最近、特に頭をよぎるのは、水害の後の“お金”の問題です。日々の生活に精一杯で、「災害に備える余裕なんてない」という声もあると思います。備えていなかったがために、さらに大きな負担を背負うことになる可能性もあります。個人の問題ではなく、社会全体で支え合う仕組みも必要かと、何かと関連付けて考えてしまいます。