2019年12月23日月曜日

VT プルージック

ブルーウォーターロープスのVT Prusikは内芯を耐久性のあるナイロン素材、外皮は丈夫で耐熱性のあるテクノラアラミド素材を使用した特殊なデザインです。

2019年11月にインターナショナル・テクニカル・レスキュー・シンポジウム(ITRS)でVT Prusikを使用したレスキュービレイについてRFRのマイクギブス氏が発表されています。
タンデムプルージックに適した、おそらくそれ以上に優れた代替え品と評価されています。
11㎜、12.5㎜のロープだけでなく9.5㎜のロープに対しても有効に働きます。
SMSB(シングルメインセパレートビレイ)、TTRS(ツーテンションロープシステム)においてもテストされています。
2011年よりVTプルージックのテストを開始して2014年にITRSで初めて発表し、その後もテストを続けます、その多くは人の操作による落下テストです。
2019年8月にメーカーやモデルの異なるロープと組み合わせ合計25回のBCCTRのドロップテストを行い全てにおいて基準を満たしています。

2020年1月入荷次第販売予定です。



 


2019年12月15日日曜日

救命いかだ

2019年も残り僅かになりました。
まだ2週間少しはありますが今年も支えて頂いた皆様にお礼を申し上げます。

有難いことに、来週末、年を明けても何かと講習の依頼頂いています。
ほんとうに感謝です。

2019年は何かと勉強させて頂くことが出来ました。多くが右から左に抜けてますが・・(笑)
2020年もまだ追い込む事になりそうですが・・

先日、船舶関係の講習に参加しました。
その際に室内ですが6名乗りの救命いかだに乗りましたが、6名乗ればスペースなく、これで漂流すれば体力の以前に精神的に参りそうに感じました。
雨天そして海が荒れれば雨、波が入らない様に入口を閉め救助してもらえるのかどうか分からない状況を想像しただけで、すごく恐怖を感じました。







2019年10月25日金曜日

ロープレスキュー秋田県

昨年に引き続き秋田県でレスキュー3ロープレスキュー講習を行いました。

生活の違い、言葉の違い、日の入りの違い、地域が変われば変わるもんだと改めて感じました。





2019年10月17日木曜日

水難救助講習、ラフティングボート操船

テレビの報道で今回の台風の被害の様子を知り、驚いています。
一日も早い復興をただひたすらにお祈りします。

これまで、川の講習についてはレスキュー3での1日講習と3日間の講習活動を行ってきましたが
2020年よりオリジナルの川の講習を行っていきたいと思います。

今年も何件も発生した川遊びでの事故、そして近年台風、ゲリラ豪雨での災害が増えているように思います。

まだまだ、世間には川についての情報が広まっていない様に思います。

川遊びでの事故でについては、連続して事故が起こると「遊泳禁止」になり、「川遊びをしないように教育?」を行っていると話も聞いてビックリしました。
学校関係者、教育施設、川に隣接するキャンプ場管理者やボーイスカウトや子供会等、一般向けに川について川の構造や、なぜ川が危険なのか、その危険をどうやって回避するのか、川で楽しく遊ぶ為に知己と体験型の講習を始めて行きたいと考えています。

河川の氾濫など洪水においては、救助関係者(警察や自衛隊も含めて)むけの1日~2日間のボートを使用した救助、操船(手漕ぎ)の講習を行いたいと思います。
テレビで見る限りなので、実際の状況は分かりませんが、少しの操船技術でもう少し迅速に活動が出来たかと思う映像もいくつか確認しました。
充分な深さがありボートのエントリーが容易であればやはり動力のボートの使用です。こちらも出来る限り早く操船体験が出来るように勧めて行きたいと思います。
ただし、これには免許が必要になります。船舶免許を取得して頂くことを先に進めて頂きます。




※救助関係とは別になりますが、将来的に国内、海外どこでも通用するラフティングガイドを目指している方、ラフティング会社向けの講習も始めたいと思います。
どこのラフティング会社よりも詳しく学べると思います。上記画像100ページ以上のテキストを準備しています。





2019年10月11日金曜日

台風

昨年(2018年)の大阪での台風の経験から伝えると。
我が家の真ん前には学校があります。
学校の敷地(運動場側の門)まで15mに満たない距離でしょうか。
運動場の向こう側に体育館があり避難場所になっています。
普段は運動場側の門は開いていることはありません、校舎側の門まででも100m程の距離です。


風が強まり「やばい!」と思った時は既に手遅れと感じました。
玄関から先には出る勇気も無かったです。
正直、避難場所の学校が100%安全と言う判断も出来ませんでした。
結局は避難せずに不安な状況で、我が家のどの場所が一番安全なのかと考えているうちに台風が過ぎたと言うところです。
避難すれば、他にも人が居るという安心感はあったと思われます。


避難場所も住宅もどのレベルまで対応出来るかと言う知識も無いですし、
そこに竜巻でも発生すればどうすることも出来ないと思います。
残念ながら台風の影響を受けるかどうかは運でもあります。

だから準備はしなくても良いではありません。
出来る限りの準備は必要、我が家が不安であればより安心出来るところに風が強くなる前に避難が必要です。


今回は雨も多く降る見込みです。
川の増水、氾濫の可能性もあります。
救助側の方もライフジャケットを着用しても、その下に防火衣や活動服を着てる場合は,
第一線ではなく水に入らない、ボートに乗らないようにしましょう。
流された場合、流れある場所では、その様な格好では泳げませんよ。
汚染された水が流れている場合は、感染し死に至ることもあります。


被害が最小限であることを祈ります。
活動時は純分に気を付けてください。









2019年9月5日木曜日

リバーレスキュー講習

岡山県にリバーレスキュー講習を開催しました。

2日目の夕方には岡山県北部でゲリラ豪雨、講習3日目はどうなるかと思いましたが大きな影響はなく受講者の皆さんには良い経験となりました。
岡山県新見市では被害があり以前に受講された新見市の消防職員より学んだ技術で活動が出来たと連絡を受けました。





2019年8月26日月曜日

山口県消防学校 水難救助課程

今年も山口県消防学校より依頼を頂き無事に2日間の河川救助実技課程を行ってきました。

気温30度を超えるなか、分厚いウェットスーツを着用したまま辛い顔一つ見せずに訓練されていました。
底知れぬ体力です。脱帽です。



小型船舶、水上バイク実技学科教員資格取得

ようやく小型船舶実技教員、1級2級学科教員、特殊(水上バイク)実技教員、特殊学科教員、全ての資格を取得する事が出来ました。
上を見れば、まだまだ有るのですが、取り合えずは目標の上記4項目全てを無事に取得出来、少し安心しています。


学科に関しては小型船舶も水上バイクもまだ活動はしていませんが2020年からはスタートしたいと思います。
教える(伝える)事の難しさは、これまで行ってきた講習で実感してますので資格は得たもののお断りしてきました。
秋から冬にかけて準備したいと思います。
趣味や仕事で船舶免許が必要な方は、どこかの会場でお会い出来るかも知れませんね。

下記より船舶免許の受講申込用紙がダウンロード出来ます。
http://www.possibility-r.com/?mode=f4



5名乗りの空気注入型船外機ボートを譲って頂きました、この操船技術もお伝え出来るように準備を進めたいと思います。
ラフティングボート、小型船舶、水上バイク、空気注入型船外機ボート、船の動き、操船方法が異なりそれぞれの癖に慣れるのは大変ですね。



2019年8月5日月曜日

ラフティングボート バナナボートの修理

この時期になると、ラフティングボートやバナナボートの修理問い合わせが多くなります。

私は以前(10年以上前)、ラフティングツアーを運営するアウトドアツアーの会社に勤務していました。そこはボート数20艇以上を所有する会社で、そこでラフティングボート修理を担当していました。ボートは古い物もあり1ヵ所修理すれば、また別の個所が、別のボートが、破ける、接着が剥がれるなど1日1艇~3艇ほどラフティングツアー終了後に毎日のように修理を行っていた時期がありました。あらゆる個所の修理を行い、修理経験は数百回はあると思われます。

またこれまでに数社のボートメーカーで修理方法も学びましたが、1からボートを作れないとボート修理は無理だと感じたのと、メーカーでボートを作っている、おばさん(20年以上の経験者)に、「20年以上も毎日のように行っている、わずかな時間で習得出来る技術では無い!」と叱られたことも有りましたが、本当におっしゃる通りです。

ボートを大事に扱う、保管する。それですね。
ラフティングツアー、バナナボート使用している方、ツアーを行っている会社のスタッフの方で破損すること、破けることを前提に扱っている方がどれ位いるだろうか。破れないと、ちょっととしたぐらいでは壊れないと思っているのでは。

扱いや保管方法で使用する寿命は間違いなく長くなります。

以下は、使用や保管の注意事項です。


  • 使用前には、毎回必ずラフトボート全体の確認。
  • アウターチューブライン、スォートチューブラインの遊びが無いようにする。
  • ボート搬送時は足元に十分注意する。
  • 独りでの搬送を避け重さの負担を軽減するために複数の方で搬送する。
  • ボートを引きずらない。(ボート生地が破損します)
  • ボートを高い位置から投げ落とさない。(ボート生地が破損します)
  • 各Dリングは接着剤で取付けの為に大きな力で引くと接着面が剥がれます、力を分散するなど負荷が掛からないように工夫する。
  • 岩等に故意に当てない。(ボート生地が破損します)
  • 炎天下に放置しない。(接着面は熱に弱い為、接着力が弱まり剥がれます)
  • 空気注入口のバルブより空気漏れが無いか確認。
  • ラフトボート床面にある空気圧調節弁が機能するか確認。
  • 空気調節弁が働かない場合は破損している可能性。
  • 空気入れ過ぎ、炎天下では空気調節弁からのリリースが追いつかない事が有る。
  • 天候、気温、水温によって空気圧の調整を行う。
  • 汚れた場合は水を掛け砂等の汚れを取り除く。
  • 河川、海での使用時には気象状況、水理現象、流れ等充分な知識が必要。
  • ラフトボートの保管は紫外線が当たらない場所で保管。
  • 膨らませた状態で保管をする。
  • 丸めて(ロールアップ)保管する場合には、軽くまるめ、立てない。



ラフトボートの修理(穴あき)
ボートを修理してくれる業者は国内には殆どありません、対応してもらえてもそれなりの修理費用は発生します。自身で修理する技術を身に着けることです。

このページにたどり着いているようであればすでに手遅れで、ボートが破損し修理方法を検索し、このページにたどり着いたのでしょう。
以下は修理の一例です。
要は接着剤の接着力と、ちょっと器用であれば単純な穴あき修理は出来ます。
1㎝程の穴が開いた場合は、中から生地を張り付けることをお勧めします。
下記はネズミに悪戯されたそうで、複数個所が画像の様な穴が開いている珍しいケースではあります。
※後に丸い生地が残っていたことに気付き、後では丸くマスキングテープを貼り変えています。
 ※画像は最初の画像の場所と異なります。やすりを掛けている写真を取り忘れたので・・・
やすりで凹凸やコーティングを削ります。削り面をきれいに拭きます。
この日は湿度60%前後でした。
右側の四角の黒い生地は内側から張り付ける生地です。
薄く接着剤を1度塗り7分乾燥させました、ボートの内側からも薄く塗ります。その後2度目薄く塗っています。さらに7分乾燥させました。

穴が小さい場合、通常は下記写真の生地と生地の張り合わせ(縦に貼っている生地)を外し内側から接着剤を塗りますが、それを行う勇気が無いですね。それが出来るぐらいならこのレベルの修理は簡単に行えると思います。
生地にはあらかじめ十字に印を付けています。
穴から内側から貼る生地を入れ、目印の十字を合わせます。
少しドライヤーで熱を与えながらローラーなどで押しながら貼り付けます
丸生地が残っていたのでマスキングテープを丸く貼り変えています。
外側にも薄く接着剤を2回、乾燥時間を各7分乾燥させています。
丸生地にも十字で印を入れ貼り合わせてます。
ドライヤーとローラーで押し、貼り付けます。
約24時間乾燥。
石鹸水で空気漏れが無いかを確認します。

全部で大なり小なり6か所ほど悪戯されており、それなりに大きな穴も有りましたが、使用できる状態に修復しています。黒生地の修理箇所は全て内側からも生地を貼り付けています。





2019年7月26日金曜日

救助用船外機付きゴムボート(インフレターブルレスキューボート)の船舶検査

船舶安全法に基づく船舶検査では下記の船舶は船舶検査が免除されています。

※災害発生時のみに使用される救難用船舶(国または地方公共団体が所有する船舶のみ)

消防等が所有する船外機を付けるゴムボートなどは船舶検査が免除されます。

国土交通省に電話で確認しました、その担当者がおっしゃるにはです。

ただし、災害発生時のみに使用されるなので、訓練で使用する場合は別です。

なんだ、それって!!感じです。船舶検査を通す必要があります。だ、そうです。


レスキュー3SRT1講習では手漕ぎボートを使用しますが、動力を使うとアナログの物は限界性を感じます。それにはそれのメリット、船外機には船外機のメリットが有るのでどちらも否定しません。両方使えることが望ましいですね。


ちなみに動力船(規定の船)に乗船するときはライフジャケット(PFD)は昨年より着用義務になりましたが、下記、船外において、専用の装備を用いた作業をする方は免除となります。
潜水漁業、救助、調査、工事などの船外において行う作業を行うために、船上で専用の装備を着ている間は、その上からさらに重ねてライフジャケットを着ることが専用の装備の機能を阻害する場合に限り、適用除外になります。

※救助訓練中も違反ではありません。詳しくは国土交通省へ確認して下さい。

2022.05.30 追伸
ライフジャケットについて運輸局、国土交通省などにこれまで何度も確認しましたが、電話の窓口に出られる方により返答が違うことが有ります。
訓練内容によるところが有ります。身体を船外に乗り出す行為は着用義務とされます。
昭和の時代から変わらないライフジャケットの基準は時代とともに変更する必要があると思います。浮力は少ない、フィット感の無いライフジャケットの着用は私からすると不安しかありません。輸入品を日本の基準を通すには大きな費用が発生し、輸入品のモデルチェンジがあれば、またその費用が発生します。
救助機関には特別な対応が必要だと思っているのですが、簡単では無さそうですね。






2019年6月29日土曜日

急流救助(スィフトウォータレスキュー)講習 

西日本も梅雨入りしました。

6月は某消防学校の教官方の依頼と先日は大分県大野川で2回の講習を開催しました。
川の危険要素に水圧があります。安全への活動はこの危険要素を回避、排除することです。

ロープを投げて行う救助(スローロープ)においても、要救助者がロープを掴み、ロープが張ると水圧を受けます。救助者が足で踏ん張ってロープを保持しても、自然の力には勝てません。どうやって水圧を減少させながら要救助者を安全な場所に誘導するかです。


下記の写真もがむしゃらに角度を作り泳ぐだけではありません、いかに効率よく泳ぐか、いかに環境を利用するかです。


7月、9月の講習もまだ申込を受け付けています。
興味のある方は是非ご参加下さい。クリック→ レスキュー3 SRT1講習

下記は大分県大野川のサイトです。

2019年6月3日月曜日

特殊小型船舶免許 最短1日コース

私が実技担当をするかどうかは分かりませんが、遊びの幅、救助の幅を広げるためにもいかがでしょうか。

特殊小型船舶免許 最短1日コース
1.事前に自習にて学科試験の対策
2.お越しいただく1日で学科試験&実技教習
★参加条件★
事前にしっかり自宅学習できる方を参加条件とさせて頂きます。
※国家試験の為、キャンセルは出来ません。
令和元年 特殊最短1日コース日程
6月21日(金)
7月5日(金)
7月19日(金)
8月2日(金)
8月16日(金)
9月6日(金)
9月20日(金)
会場は高石市高石マリーナにて!
(税込)¥54,800円
詳細案内&ご予約は電話連絡お待ちしております。
各日程締め切りは14日前までに要連絡
電話 06-6612-4936 JEIS近畿
水上バイク国家試験免除コースはこちら!
http://www.jeiskinki.or.jp/beginner/?ca=3

2019年5月10日金曜日

ロープノット・結索・結び方・rope knot(基礎・基本)

基礎、基本が大事!!と耳にすることがある。
「基礎、基本って何だ?」って思うこともある。

基礎、基本の意味を調べてみた。
基礎とは、物事の土台になるもののこと
基礎という言葉は建築物の「基礎」が由来になっています。建築物の基礎はその上に何かを建てるために絶対に必要なものです。

基本とは、物事の軸になるもののこと
基本の「本」はそもそも物事の中心や正しさのことを表しています。そして、これは物事の軸になり、基本の一部を変えていくことで、さらに発展させ、応用することができます。

当社のロープレスキュー講習は基本、基礎に重要度を高めています。
これを無くしてハイラインシステムはあり得ない。
絵や画像を見れば誰でも作れますけどね(笑)
ご参加お待ちしています。クリック→ロープレスキュー講習

全ては基礎、基本を無くしては何も始まらない。
ロープの結び方では、こんな感じですか。

これより簡単な結びは無いでしょう。ここが基本です。
ひとまわり(1回転)です。一結び(オーバーハンド)

少し変化させます。
一結びから、さらに半回転増やして8の字結び(エイトノット)

さらに少し変化させます
半回転(2回転)増やして二結び(ダブルオーバーハンド)

ロープの先端を2折して輪をつくります。

2折した状態から、ひとまわり(1回転)フューラー結び
フューラーって意味は知りませんが・・・

2折して1.5回転して8の字結び(エイトノット)

2019年4月25日木曜日

チューブラウェビング


BLUE WATER ROPES社のチューブラーウェビングをお買い求めやすい価格で販売しています。
また送料についてはご注文商品数によってはレターパック510(送料510円)で対応させて頂きます。

端末の斜めへのカットにも対応させて頂いています。
下記よりご注文頂けます。

2019年4月18日木曜日

レスキュー講習日程の追加

2019年レスキュー(ロープ・スィフトウォーター)講習日程を追加しています。
ご検討を頂ければと思います。

●ロープレスキュー講習
レスキュー3テクニカルロープレスキュー講習
10月 秋田県北秋田市、大阪府貝塚市
11月 広島県三次市、大分県豊後大野市

アリゾナボーテックスフレーム講習
5月、11月 大阪府貝塚市

●スィフトウォーターレスキュー講習
スィフトウォーターレスキュー講習
6月 9月、大分県/大野川
6月 9月、奈良県/吉野川


2019年4月8日月曜日

救助、遭難時に。

ヴァリルックス トラベルⅡ 防水(ダイビング)ライト

私は20年以上のラフティング(急流をゴムボートで下る)ガイド経験がありますが、それ以前はスキューバーダイビング(PADIダイブマスター)のガイド、冬の時期には雪山のガイドの経験もあります。
スキューバーダイビングも雪山も、正直なところ、経験少ないなんちゃってガイドではありました。
川、海、山の経験がありますが、個人的に危険度が高い低いと感じるフィールドは海、山、川の順番になります。こう感じるのは単純に広さです。
昨年より海で活動しています。スキューバダイビングではなく船舶講師として活動していますが、海の中で無く船上でも怖いと感じます。海が荒れれば当然ですが穏やかな時でも感じます。船の講習活動ですので遠くへ行くことはありませんが、いつもその広さの恐怖を感じます。

自然の恐怖に慣れると、まさか自分が事故に合わないと思います。ただし、それ以上に経験すると危険度の高い環境にいれば事故に遭遇する確率も高まり、まわりからそんな話も耳にも入ります。また身近な人が事故に合う、命を落とす、自身のヒヤリハットが起こり事故に合うのは次は自分かと感じ出すことだと思います。

自然の力には勝てません、自身の限界値を高めるには知識や技術を身に着けるのと装備です。

夜間、山、海に出かける時には、自身の場所を知らせる音響信号と光の信号は重要です。











2019年4月4日木曜日

船舶講習

週末は船舶免許の講習活動が忙しい時期に入りました、これからは水上バイクの講習も入ってくるかと思います。

先週末は天気がやや荒れ、風が強く風速は10m/s近くはあったでしょうか。
私は川の経験は日本一の激流と言われる四国吉野川、海外ではオーストラリア、ニュージーランドの激流と言われる川でガイド業務も行ってきたので、水物には人一倍慣れているつもりでしたが、海はまた違います。わずか10分も満たない時間で何発も大きな波をくらい、一つ一つの波を超えるのに、ふぅー、とため息が出そうでした。それでも、私よりけ年齢が上の先生は、「まだ行ける!」と経験の差を感じさせられます。

川では降水量やダムの放水量などから川の水位を予測しますが、海は風速、今後の天候を見ますが全く予測が出来ません。経験値が少ないと言うのもありますが、時間帯によってこんなに変化があるものかと思うと改めて自然の怖さを感じます。
こんな経験が自分を成長させている(限界地を高めている)のだ思います。

知識を高めることも重要ですが、それ以上に経験を増やすことが重要ですね。

船舶免許・水上バイク免許取得の申込案内







2019年2月27日水曜日

ウェビング カラー&自己確保とアブミ

レスキュー3インターナショナルのテキストでは下記のように紹介されています。

グリーン 1.5m イエロー 3.6m ブルー 4.5m
レッド  6.0m ブラック 7.5m



6mのウェビングで自己確保とアブミ(鐙)が作成出来ます。自身のサイズに合わせればアブミも1つの輪で対応出来ますので3.6mでも充分な長さですね。アッセンダーと組み合わせればロープ登れますね。



下記クリックでショップページへ移行します。
チューブラ ウェビング

2019年2月24日日曜日

テクニカルロープレスキュー講習 ピックオフレスキュー

テクニカルロープレスキュー講習を行いました。
今回は少人数の参加でしたので宙づり救助をチームレスキューでなくラペルピックオフレスキューに変更して行いました。


2019年2月22日金曜日

ラビットランナー 支点作成

支点の取り方 ラビットランナー
下記はクライミング等の方がロープレスキューより環境的には多いかも知れませんが、支点作成の知識は豊富にあれば後の活動が楽になります。





自然環境下だけでなく人工物(構造物)でもラビットランナーに杭などを巻き、隙間の奥に広い空間があれば隙間から入れ奥で引っ掛かりを作れば簡易な支点が出来るクライミングなどで使用されるカムやナッツの様な物が安易に作成できる。


2019年2月4日月曜日

2019年 レスキュー3 テクニカルロープレスキュー講習

2019年 レスキュー3
●テクニカルロープレスキュー(講習料金 48,000円(税込み)※保険・登録料含む)
10月1日以降消費税が引き上げられた場合はTRR-T 講習料金 49,000円に変更されます。

大阪府
TRR-T 10月29日(火)~31日(木)
広島県
TRR-T 11月27日(水)~31日(金)

下記予定
大分県
TRR-T 11月6日(水)~8日(金)(予定)
※施設予約完了後確定 6ヵ月前からの予約受付のため5月初旬に確定予定

上記日程以外でも講習日程を調整することが可能です。何名かの受講希望者がいらっしゃる場合はご遠慮なく連絡を頂ければと思います。

■出張講習
地域で講習参加者が最低開催人数(地域や資器材の準備により異なります)及び、講習会場(机上講習・実技講習)の手配が可能であれば当社よりインストラクターが伺います。定期的に行っている会場においては当社で手配させて頂きます。

●出張講習の流れ(準備して頂くこと)
1、いくつかの希望日の連絡頂き日程調整を行います。
2、講習会場の確認として講習会場の所在地、写真をメールにて送信して頂き確認させて頂きます。
3、机上講習会場は教室、机、椅子、ホワイトボード(黒板)、電源(コンセント)があれば結構です。
4、ロープなどの講習資器材についても準備させて頂きます。
5、インストラクター及び資器材を宿泊先から現場への送迎をお願いすることがあります。
※プロジェクターは出来れば準備をお願いしたいですが不可の場合はこちらで準備します。
※教室などの準備が困難な場合においてもご相談下さい。
これまで青森県、秋田県、鹿児島県等でも開催しています。遠方でもご遠慮なくお問い合わせ下さい。


青森県での講習の様子 秋田県の講習の様子
青森県でのロープレスキュー講習    秋田県でのロープレスキュー講習
鹿児島県での講習の様子 鹿児島県フレーム講習の様子
鹿児島県でのロープレスキュー講習   鹿児島県でのフレーム講習
問合せ
担当:財田(さいた)
TEL:090-6202-4689
FAX:072-943-0219
メール:mail@possibility-r.com




2019年2月2日土曜日

2019年 レスキュー3 スィフトウォーターレスキュー講習 2019/3/22更新

2019年 レスキュー3 
●スィフトウォーターレスキュー講習
岡山県
SFR  7月5日(金)講習料金 21,500円(税込み)※保険・登録料含む
SRT-1 7月2日(火)~4日(木)講習料金 42,500円(税込み)※保険・登録料含む
SRT-1 9月2日(月)~4日(水)講習料金 42,500円(税込み)※保険・登録料含む
広島県
SRT-1 9月18日(水)~20日(金)講習料金 42,500円(税込み)※保険・登録料含む

下記予定
大分県 2019/03/22変更
SRT-1 10月1日(火)~3日(木) 講習料金 42,500円(税込み)※保険・登録料含む
SRT-1 6月26日(水)~28日(金)講習料金 42,500円(税込み)※保険・登録料含む
SRT-1 9月25日(水)~27日(金)講習料金 42,500円(税込み)※保険・登録料含む


上記日程以外でも講習日程を調整することが可能です。何名かの受講希望者がいらっしゃる場合はご遠慮なく連絡を頂ければと思います。

10月1日以降で消費税が引き上げられた場合は下記講習料金に変更されます。
 SFR: 講習料金/¥22,500
SRT-1 講習料金/¥44,000
SRT-2 講習料金/¥38,000
TRR-T 講習料金/¥49,000


下記、2点 今後販売を予定しています。
●水難救助用ライフジャケット(PFD) 31,800円(税込み・送料別1000円)
詳細は後日ホームページで紹介します。


●水難救助用ウェットスーツ 3点セット 4㎜ 44,800円
2019/03/22 販売取り消し(※条件付きで注文可能)

3点(フルスーツ、ハーフスーツ、ヘッドキャップ) 
ウェットスーツは夏は暑く、薄い生地は春や秋は寒く調節が困難な欠点がありました。
暑い時期にツーピースタイプの上部ジャケットを脱げば上半身の露出が多くリスクが高くなります。
この3点セット、夏はフルスーツ1枚、涼しい時期はハーフスーツを重ね着し保温性を保ちます。ヘッドキャップ着用でより保温性が高まります。
フルスーツとハーフスーツを1人づつの着用で1セットを2人で使用出来ます。
詳細は後日、ホームページで紹介させて頂きます。


2019年1月30日水曜日

ブルーウォーターロープス SAFELINE® スタテイック ロープ

ブルーウォーターロープス SAFELINE® スタテイック ロープ

アメリカではロープメーカーで最初にISO(世界品質基準承認)を受けた歴史あるロープメーカーです。お勧めのポイントは、柔軟性があり扱いやすい、これに尽きる。
柔軟性がある割に、伸び率も表記程感じさせない。展張システム、メインロープ、ビレイロープ、フレーム固定、バックタイ等オールランドに使用出来ます。
柔軟性があるのでロープバックにもコンパクトに収めることが出来ます。



http://www.possibility-r.com/?mode=cate&cbid=2369171&csid=0

各種レスキュー講習は下記をクリックして下さい。
レスキュー3 テクニカルロープレスキュー講習会
レスキュー3 スィフトウォーターレスキュー講習会

2019年1月24日木曜日

小型船舶1級、2級初任研修に参加

 昨年から活動を開始しています動力船の研修に先日、横浜市にて小型船舶の1級、2級の机上講習の講師になるための試験を受講してきました。

 動力船ついては、まだまだ経験が浅く知識もあまりないので、年末より毎日かなりの時間をかけて勉強し準備しての参加です。現状の制度としては免許を取得するには船舶免許、水上バイクも学科と実技があります、その講師になるにも机上と実技の試験にそれぞれ合格する必要があります。ただし、講師の場合は実技試験、机上試験と別であり実技試験に合格すれば、実技の講師として認定されます。水上バイク、小型船舶の実技試験は昨年合格し実技のみ講師として活動してきています。

 勉強するにあたり、安全に活動するには、使用する状況と道具(器材)の知識を入れておくことは、どこの世界でも同じだと感じながらの勉強でした。車を運転する際、普段あまり気にしていないエンジンについて、水上ではこのエンジントラブルは命取りです、エンジンについてもより詳しく学ぶことが出来たこと、外での活動においては天候についてもより知識を得ることが出来た。これらは自分自身を守るための武器になります。

 水辺での活動は、やはりリスクが高いと改めて感じました。今後のレスキュー講習でもこれらで得た知識も含めてより幅広く伝えることが出来ればと思います。また、免許取得で参加される方にも資格取得のための試験対策向けの講習ではなく、より安全に帰ってこれるための講習を心がけます。
 私にとっては机上及び実技講習講師の資格を取ることがゴールではありません、その先、そこからスタート地点に立てるかどうか、これからがと言うところです。2019年はより知識と経験を増やして行く年にしたいと思っています。


 試験に合格したかのようにか書いていますが、合否の発表は来週の火曜日までに通知がきます。が、おそらく合格していると思います。春ごろからがレスキュー講習の空き日程で1級、2級船舶の机上、実技講習の講師としての活動を開始することになると思います。

 ※2019年度のレスキュー講習日程は来週週末までに更新したいと思います。