気がつけば、ずいぶんと更新が空いてしまいました。
前回のブログでは、大雨の影響について少し触れましたが、今年も各地で被害が見られました。ただ、私が想定していたほどの大規模な被害には至らず、被害に遭われた方々には大変申し訳ない言い方になりますが、少しほっとしたのが正直なところです。
それでも、今後もこうした災害の可能性を常に意識しながら生活していくことになるのだろうと感じています。
先日、急流救助の講習の依頼があり少人数でしたが実施しました。
季節が進んできたこともあり、3日目は最高気温14度、水温もかなり低い中での活動となりました。講習は毎年、6月から10月中旬ごろを目安に予定しているため、西日本ではこれまでドライスーツを使う機会がありませんでした。
5年前にそれなりに高価なドライスーツを購入したものの、結局使わずに終わるかと思っていたのですが……今回はさすがに必要を感じて着用しました。ドライスーツを実際に着たのは、思い返せば20年ぶりくらいです。実際に使ってみると、ドライスーツの「良さ」と「扱いにくさ」の両方を改めて体感でき、良い経験になりました。1回の使用でしたが、高価でも購入しといて良かった、助かったと思いました。
装備と活動時期のルール化について
さて、もし組織として3mm程度のウェットスーツしか装備していない場合は、「どの時期まで川に入るのか(気温・水温・活動時間などを含めて)」を客観的に決めておくことが重要だと思います。そして、その時期を超えたら「組織として活動しない」と明確にルール化しておくべきです。気合いや根性では通用しない、という現実です。無理をすれば、隊員が被害を受けることは明らかです。安全を最優先に、現実的な判断と準備を行うことが何より大切だと再認識しました。
0 件のコメント:
コメントを投稿