2018年7月26日木曜日

ピケットアンカー

先日の講習にて、ホームセンターに販売している杭でピケットアンカーを作成しました。
土質にもよりますが、想像以上に安定感がありました。





衝撃荷重

7月中旬、青森県青森市、岩手県宮古市にてロープレスキュー講習依頼がありを行いました。
講習の合間に、展張計を使用して僅かな距離(20cm前後)で落下時の荷重を計ってみました。
体重65㎏前後の私もピーク時には2倍程に、他では3倍程に。

僅かなたるみが大きな事故に成りかねない恐ろしさを確認することが出来ました。
またフルボディハーネスでは胸元のDリングで衝撃を受けることで、衝撃が緩和される体験が出来た方もいらっしゃいました。


11月には、秋田県、鹿児島県からも講習依頼を受けています。
全国、どこでも喜んで対応させて頂きます。
お問い合わせ頂ければと思います。

2018年7月4日水曜日

緊急脱出 PFDレスキューハーネス


スィフトウォーターレスキュー実技講習で緊急脱出時に、脱出出来ない状況が発生しました。

事前に、脱出機能が働くかどうかの確認、進入者の手信号で移動、停止、脱出、緊急時の合図を陸上で決めていたので、脱出が出来ない際に合図を送ってくれたので岸に寄せ何も問題は起こりませんでした。

原因は、ベルトの捻じれです。ベルトループ等には捻じれずにきちんと通しています。脱出時に捻じれが発生した模様です。
これまで、この講習項目で脱出出来ない事が無かった(PFDの不備ではありましたが)ので、こんな事があるのかと自身も初めての体験でこれもまた、完璧で無いと感じました。
ベルトのみを引けばこの可能性は低くなると思われます(ただし、ベルトを引く方向によってはバックルが開かずにバックルの上側で噛む可能性があります)。赤い玉を引き、脱出出来ない事でさらに赤い玉を引けば、バックルの隙間が小さくなりより噛み込んでしまいます。
ベルトの劣化、ベルトの長さも原因と考えられるようです。