ただし、各河川では水が引けばこれからはラフティングツアーが忙しくなります。
さて、そこで一つ下記の写真から、この後の予測をしてみましょう。
多くの方が予測されたと思います。岩に乗り上げ座礁です。
ボートのチューブ径が小さいと浮力が弱く上流から流れと下流側の岩にボートが挟まるラップと言う現象が起こります。
または、ボートが転覆します。
このボートは充分な浮力がありこの水量ではラップや転覆は免れました。
さて、ここからです。
ここまでは、ラフティング経験者や多くのラフティングインストラクターも予測できるのですが
7名の位置は誰もが落水すれば多少なりの怪我等の可能性はありますが、
気付きにくいポイントとして、半透明赤丸の位置です。特に右の赤丸の位置は注意が必要です。
下流側に位置する方が上流側(赤丸)側に移動する、または、時間とともに上流側は水圧により上流が沈んで行くケースも有ります。
上流側からの流れも手伝って、ボートの上流側が沈み、赤丸の位置の方が落水する可能性があります。
予測出来ていないと僅かな傾きで簡単に落水してしまいます。落水後、ボート下に潜り込み岩の隙間に体が流れ込めば脱出は困難になります。
ボートが危険物に変化する事があります。
ボートが座礁した場合に上流側での活動は気を付けましょう。
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