2015年12月25日金曜日

ハイラインシステム 目安



2枚がセットになった三角定規を覚えていますか。
一枚は両角度が45度の二等辺三角形、二枚目は角度が30度、60度、90度の直角三角形
二枚目の小さい角度(☆黄色)を30度とした時の各辺の比率はA:B:C=1:√3(1.732):2と言う数字を覚えていますか。
下記はこれを対象にした時の図です。

B×2が川幅とします。黒星部分の角度は120です。

上記の比率より×10mとした時
川幅が34.64m(1.732×10m×2)として、両サイドに掛かる負荷を対象荷重分までとした時、エッジ付近に2mの高所支点を作成出来ても最低8mの高低差が必要になります。
両サイドへの負荷を荷重分に設定するとなればロープを張る距離の約3.5分の1の高低差が必要になります。
ちなみにロープの長さは高所支点から高所支点まで40m(C×10m×2)、それと作業スペース、倍力システムを作成した時にはその分の長さが必要になります。

☆黄色の角度を15度とした時、高低差は半分の5m、★黒星の角度は150度、ただし両サイドへの負荷は対象荷重の2倍になります。
この時の川幅と高低差の比率は約7分の1です。

7分の1を基準として8分の1、9分の1と高低差が小さくなれば両サイドの負荷が大きく
6分の1、5分の1と高低差が大きくなれば両サイドへの負荷は小さくなります。


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