2022年1月26日水曜日

ロープについて5

 ロープの柔軟性は素材や構造(外皮、内芯の編み込み方)、ロープ経によって変わり、またロープは荷重(張力)によって多少変化するので、その使い勝手がどのように影響するかは使用する資機材や状況などに変わります。

ロープの柔軟性や伸長率は長い距離の降下引上げの状況では影響が出てくるかと思いますが、個人的にはやや柔軟性のあるロープを好んでいます。当社で販売している下記ロープバックにやや硬めのロープ径12.5㎜100mはかさばりが出来てロープバックにロープ全てが収納出来ません。

バック内のスペースの有効利用は手荷物(装備)一つを減らす影響は大きいかと思います。こんな理由もあって柔軟性のあるロープを好んでいます。

2022年1月21日金曜日

ロープについて4

 内芯の構造について見比べてみました。結果的には見ても何も分からなったのですが・・

同じ11㎜経のロープでも素材、外皮や内芯の構造、メーカーによって違いがあり使ってみないと自分に適したロープは分からないと感じます。また使用する装備との相性もあるでしょう。

画像の上から

①BW社 11㎜ PRO-G (強度42kN) 外皮:ポリエステル 内芯:ナイロン

外皮容量 42%

@ 300 lbf = 2.6% @ 600 lbf = 4.7% @ 1000 lbf = 6.8%

②BW社 11㎜ SAFE LINE (強度34.4kN) 外皮:ポリエステル 内芯:ナイロン

外皮容量 48%

@ 300 lbf = 2.2% @ 600 lbf = 4.7% @ 1000 lbf = 7.2%

③某A社 11㎜ 外皮:ナイロン 内芯:ナイロン

④某B社 11㎜ 外皮:ポリエステル 内芯:ポリエステル

個人的な使用感はBW社と比べて某A社11㎜は柔軟ですが伸び率がやや高い。某B社11㎜伸び率は低いが柔軟性は欠け硬いかなと感じます。


画像上から上記と同じロープです。

内芯のストランド(より線・束)と言うのでしょうか、本数にも違いがありました。



柔軟性については指先でロープを摘まめば分かりやいかと思います。





2022年1月10日月曜日

ロープについて3

 ロープの外皮の編み込み数によって凹凸の差が出ることをロープについて2で紹介しました。

グリーンはグリーンは11㎜ PRO-G (強度42kN) 外皮:ポリエステル 内芯:ナイロン

外皮容量 42%

@ 300 lbf = 2.6%
@ 600 lbf = 4.7%
@ 1000 lbf = 6.8%


オレンジは11㎜ SAFE LINE (強度34.4kN) 外皮:ポリエステル 内芯:ナイロン

外皮容量 48%

@ 300 lbf = 2.2%
@ 600 lbf = 4.7%
@ 1000 lbf = 7.2%


画像では分かりにくいですが、ややグリーンのロープ(PRO-G (強度42kN))の方が太い感じがします。強度を高めるために内芯の容量を増やしているかと思います。同じメーカーで同じロープ経(11㎜)表記ですが、太さに違いがあるのは不思議です。

外皮の容量を高めて干渉物との摩擦の耐久性を高めることに重点を置くか、内芯の容量を高めて破断強度を高めるか、これらはメーカーの考え方によっても変わります。

両方のロープの柔軟性は殆ど変わりは無いと感じます。両ロープとも扱いやすいロープです。

また使用者も同じく何に重点を置くかで選択が変わります。ロープ経?伸長率?強度?外皮の耐久性?価格?扱いやすさ?認証?状況によっては浮力や耐熱性等。

2022年1月6日木曜日

ロープについて2

 下記の画像はブルーウォーターロープス社の2種類の11㎜ロープです。

グリーンはグリーンは11㎜ PRO-G (強度42kN) 外皮:ポリエステル 内芯:ナイロン

オレンジは11㎜ SAFE LINE (強度34.4kN) 外皮:ポリエステル 内芯:ナイロン


外皮の編み込み数の違いについて、オレンジのロープはラインの束が大きく粗くまとまり、グリーンのロープのライン(繊維)は細く細かく編み込まれています。


オレンジのロープは束が大きく粗くまとまっているので凹凸が大きく、グリーンのラインに比べて摩擦が大きくなるために、降下時、下降器との摩擦が大きく人によっては操作がしやすく編み込み数の少ないものを選ばれる方もいるそうです。と言うことは、その逆を好まれる方もいらっしゃいます。

外皮の編み込み数、強度、素材だけでのロープの選択は情報量が少ないかと思います。

次回 ロープについて3をお楽しみに。


2022年1月1日土曜日

2022年も宜しくお願いします。

 昨年、11月より講習活動が開催出来ず多くの参加希望の方にご迷惑をお掛けしました。

50年の人生で身体の管理が出来ていなかった前に、自身の身体の情報不足でした。

ロープシステムに例えると、荷重が掛かった状況で何年間(ひょっとしたら20年以上)も常に弱い箇所に負担を掛けていた状況で、たまに軽くメンテナンスを入れ、だましだましにし過ごし、ついに崩壊した感じです。崩壊したところ以外はなんの問題もなく、現在は崩壊した箇所を補強し、システムをゼロからより頑丈なシステムに作り直している所です。

新たに作り直しても強度の有るところと無いところで、こうもバランスが取ることが難しいのかと自身の身体で痛感していますが、毎日の人間の超回復にも驚いてます。順調に回復しています。

冬の間は強度のあるシステム作りに時間を起き、暖かくなる頃には、講習活動の再開を予定しています。補強し作り直すことで、頑丈なシステムを作り今後10年以上は活動出来そうで意欲に湧いています。

冬の間は身体作りと更に知識を高める準備期間とします。2022年も宜しくお願いします。

2021年12月12日日曜日

ロープについて1

ロープについて

最近のロープには紫外線防止剤を含まれているらしく、以前ほどに紫外線劣化については神経質にならなくて良いらしい。(ブルーウォーターロープス社サイトより) だからと言って、外で保管したり、紫外線に当たる環境で乾かして良い訳ではない。保管はバックに入れ、日陰で干す事が望ましい。紫外線防止剤が入ってるから、ちょっと安心!なぐらいの気持ちですかね。

一般的なロープレスキューにおいて使用されている素材はナイロンやポリエステルが多く使用されています。これまでいくつかのメーカーのロープを使用してきた経験で話すと、外皮、内芯ともにナイロン素材の物が柔軟性があるかと思いますが、やや伸び易いかと感じてます。また、外皮、内芯がポリエステル素材のロープは伸びにくく感じますが、やや硬く結び等に煩わしさをやや感じます。

個人的には外皮ポリエステル、内芯ナイロン素材が使用しやすいかと感じていますが、これも外皮と内芯の比率、また編み込み数等によりますので、一概にナイロン素材が使いやすい、ポリエステル素材が使いやす、両素材を使用しているロープが使いやすいとは、ならないんです。

メーカーによって違いがあります、またメーカーも常に進化させてるはずですので、色々なメーカーの物を使用して自分にあった物を選ぶのが良いと思います。

ブルーウォーターロープス社のロープが一番!、って言った方が良いのだろうか(笑)。好みですし、そのメーカーも色々な種類のロープを生産しているので、私にとって1番でも皆それぞれですからね。安いものでは無いので慎重に選んで頂ければと思います。

2021年11月28日日曜日

大変ご不便をお掛けしています。

 11月初旬よりホームページからのご注文対応を休止させて頂いています。大変ご迷惑をお掛けしています。申し訳ありません。

代表の私の体調不良でこれまで通りの対応が出来無いことが理由です。今年に入りロープレスキュー、リバーレスキュー、船舶免許の講習活動、遠方への車での移動を含めると月に20日~25日の講習活動、その合間や当日にはご注文商品の対応等をしており、海では波の衝撃を受け、川では水圧を受け、ロープには吊られ、車の移動等で、約10カ月の間に知らず知らず身体に疲れが蓄積されていたようで、突然、左足に激痛が走り1人では何も出来ない状況に陥りました。

11月中旬から12月中旬までの毎週のロープレスキュー講習の申込を頂きながら全て対応出来ず、申込を頂いて居た方には大変ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。半年も前から楽しみにされて居た方も、前年開催が出来ず1年越の方もいらっしゃり、多くの方が参加を楽しみにされていましたが、自身の体調管理が出来ていなかったことを猛省しています。

回復にはまだ時間が必要となりそうですが、出来る限り早い回復が出来るように努力に努めます。まだまだ伝え切れていない、このままでは終われない気持ちがあります。年内の講習活動は全て中止とし今後は経過をみながら講習活動の再開については改めて皆さまにご報告させていただきます。 また、ホームページからのご注文についても、もうしばらく休止させて頂きます。ロープ等新しい商品の販売と講習活動の再開に意欲を持ち、再び充実した商品販売と講習を開催出来るよう前向きに取り組みたいと思います。 

現在、ご注文を頂いている方(入荷待ち)には商品の入荷次第に、随時発送させて頂きます。※本日現在VTプルージックは12月6日~10日頃入荷予定です。

12月中旬にはホームページからの商品ご注文も対応させて頂きます。12月中旬での発送で宜しければご注文を承りますのでご遠慮なく下記、メールまたは、FAXにて連絡頂ければ対応させて頂きます。

今後とも皆さまのご理解とご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

ご不便、ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。


メール:mail@possibility-r.com

Fax:072-943-0219

ポシビリティ合同会社 財田