2020年5月24日日曜日

空気注入型 スレッド(そり)

水難救助時に使用される船にはいろいろなタイプがあります。ラフトボート、動力船(空気注入型船外機等)、水上バイク、水陸両用車等。どれも状況によってその能力を発揮します。私は水陸両用車以外は操船は出来ますが、どれも簡単では無いですね。経験不足から気付かずに大変なことになった経験もたくさんあります。知識不足や経験不足から、気付いた時には手遅れになることも。その船の能力を最大限活かすかどうかは操縦者の技術によります。未熟であれば活かすどころか使用しない方が良かったと言う残念な結果になることも言えるでしょう。組織の状況や近場に水辺がない等で訓練が思うように出来ない事がほとんどだと思います。※自主的に活動されている方もいらっしゃいますが、多くは無いでしょう。

今回は比較的に操作が簡単、持ち運びしやすいスレッド(そり)を紹介します。空気注入型のスレッドです。
水上バイクの後ろに取り付けるスレッドは見た事はあると思います。それと、2人乗りの空気注入型のカヌーを足して割ったような物です。
高い浮力があり静水であれば5人~6人が乗ることが出来、Dリングも多くあり陸上からのテザーシステム、動力船や水上バイクで引く事も出来ます。床は平らな形状ですので要救助者を安定した状態で搬送出来ます。

浅い水域、浸水時、都市型洪水、河川、湖等、使用域が広いので有効的な活動が行えると思います。少なくとも浸水地域でボート引き歩くより安全で迅速な活動が行えるでしょう。大きさはラフトボートほど大きくは有りませんので搬送容量の限界幅は少し低いです。

長さ約360センチ
幅約116センチ

価格は生地の素材で変わりますが25万~35万円程になりますが数百万円(水上バイク、船外機船)~何千万円(水陸両用車)の費用を少し削って1艇この装備も追加すると限界幅がかなり広がるでしょう。


お問い合わせは下記まで

ポシビリティ合同会社
財田拓弥
mail@possibility-t.com
TEL090-6202-4689




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